ログイン時に自動で Conda 環境の割り当てを行う
Conda を使いたいとき、ログインするたびに毎回 conda activate をするのは面倒です。
そこで、Ubuntu へのログイン時に自動で Conda 環境の割り当てる方法を紹介します。
本記事では下記の環境で動作確認を行っています。
- Ubuntu 22.04.4 LTS
- Conda 24.5.0
方法
自動で Conda 環境の割り当てるユーザーの /home/user/.bash_profile
に 以下を記載します。
/home/user/.bash_profile
がない場合は新規作成してください。
. /path/to/conda/etc/profile.d/conda.sh
conda activate [Conda 環境名]
Conda を初期化するスクリプトの起動コマンドとアクティベートコマンドを記載することで、ユーザーログイン時に自動で Conda 環境を割り当てています。
/path/to/conda
の部分には Conda のインストールパスを、[Conda 環境名] の部分はログイン時に activate したい環境名を記載してください。
まとめ
.bash_profile
とはユーザーが bash でログインした時に読み込まれる設定ファイルです。
今回はそこにコマンドを記載することでログイン時に自動 activate をするようにしました。
この記事がどなたかの役に立てれば幸いです。
それではまた。