【新入社員奮闘記】 新入社員研修に参加しました (前編)

【新入社員奮闘記】 新入社員研修に参加しました (前編)

こんにちは。最近運転免許証を更新してゴールド免許になった k-so16 です。

大阪商工会議所様主催の新入社員合宿訓練に、4/4~4/6の3日間参加してきました。本記事では、新入社員合宿訓練(以降「研修」と記す)の内容の概要と感想について述べていきます。

研修概要

研修では、勝尾寺で2泊3日で、講師の先生をお招きして、社会人マナーの基礎について学びました。午前中から夕方にかけては講義形式で、夕方以降はグループに分かれてグループワークを行いました。参加人数はおよそ70名ほどで、複数の企業様の新入社員の方々と合同での参加となりました。

研修1日目

講義

1日目の講義では、以下について学びました。

  • お辞儀
    • 会釈
    • 敬礼
    • 最敬礼
  • 敬語
    • 尊敬語
    • 謙譲語
    • 丁寧語
  • 電話の対応
  • ビジネス文書の書き方

敬語は義務教育でも学びましたし、お辞儀やビジネス文書についても、学生時代に何らかの形で軽く触れたりはしましたが、知らないことや、あいまいな認識だったものをあらためてしっかり学ぶことができました。たとえば、ビジネスにおけるお辞儀の作法であれば、場面によって角度が違う、という知識はなんとなく持っていましたが、種類が3つ、それぞれ名前もあり、どのような場面で行われるかなどは研修で新しく学びました。

グループワーク

夕方以降は事前に決められた6, 7人のグループに分かれ、ゲーム形式のグループワークを行いました。内容は、グループから4人を選出し、描かれた図形を伝言ゲームで伝えるというものでした。手順を以下に示します。

  1. チームから4人を選出し、順番を決定
  2. 先頭の人が2分間描かれた図形を見て記憶
  3. 1人目から2人目に、2人目から3人目に、3人目から4人目に、描かれた図形を 口頭 で伝達
  4. アンカー(4人目)が伝達された内容に基づいて図形を描画

正解の図形とアンカーの描いた図形がどの程度一致しているかを基準に競い、正確性が同点の場合は、速さを基準に競いました。ゲームは2回行われ、私は2回目に参加しました。1回目は聞き手は質問できないというルールでしたが、2回目は話し手に質問ができる(ただしジェスチャーは禁止)というルールだったので、少し楽でした(笑)全体的にかなり盛り上がった内容でした。


おまけ

余談ですが、2回のゲームについて、4人の選出と並び方の組み合わせ(順列)について計算してみました。今回の研修では、チーム編成は6人グループと7人グループがありました。それぞれのグループについて、順列を求めてみます。

6人グループの1回目の選出方法は、 6P4 で求まります。 6P4 を計算すると、360通りとなります。続いて2回目は、1回目で出場していない2人が選ばれることは確定しているので、まず1回目出場者から2回目も出場する2人の順列を求めます。順列は 4P2 で求まり、12通りとなります。さらに、参加していない2人のうち、1人は先ほどの2人の先頭、2人の間、後ろの3通り、もう1人は3人の先頭、間2通り、アンカーの4通りとなります。これより、2回目の全体の順列は 4P2×3×4=144通りとなります。1回目と2回目の結果から、全体で360+144=504通りの順列の求め方が考えられます。

7人グループの場合も考え方は6人グループの場合と同じです。1回目は 7P4 =840通り、2回目は 4P1×2×3×4 =96通り、全体で 840+86 =926通りとなります。

1日目のグループワークで選出する4人の順列の求め方 (6人の場合)

1日目のグループワークで選出する4人の順列の求め方 (6人の場合)

高校数学で習う順列や組み合わせは、グループワークで選出する際に、組み合わせがどの程度か測りたい時に役立ちます。


余談を入れたら記事が長くなってしまったので、2日目および3日目は後編に回します(笑) 後編もお楽しみに(^^)

k-so16