Windowsに任意のアカウントで自動ログオン+タスクスケジューラーから PC 再起動
こんにちは、じんないです。
今回はタスクスケジューラーから PC を再起動させる方法と、レジストリから任意のアカウントで自動ログオンする方法を紹介します。
シチュエーションは限られていますが、権限やプロファイルの都合から常時ログオンが必要なPCで何らかのタスクをスケジュール実行しているものとします。
そのタスクを実行した後、再起動してまた同じアカウントでログオンしておきたい場合などに適しています。
モデル環境
- Windows 8.1 Pro
自動ログオンの設定
自動ログオンの設定はレジストリから行います。管理者権限でレジストリエディターを起動します。
レジストリ内の次のサブキーまで移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
次のキーに自動ログオンしたいユーザー名を設定します。
キー:DefaultUserName
値:<Username>
次のキーにパスワードを設定します。
キー:DefaultPassword
値:<Password>
※キー:DefaultPassword
が無い場合は文字列値で新規作成します。
次のキーに1を設定し、自動ログオンを有効化します。
キー:AutoAdminLogon
値:1
※こちらもキーが無い場合は文字列値で新規作成します。
それでは実際に再起動して動作をチェックしてみます。
自動ログオンしたくない場合は
Windows の起動中に shiftキー
を押し続ければいつもどおりのログオン画面が表示されます。
そのままログオンせずに放置したとしても自動ログオンされることはありません。
タスクスケジューラーから再起動する
新規タスクを作成し[操作]で以下のように設定します。
操作:プログラムの開始
プログラム/スクリプト:"C:\Windows\System32\shutdown.exe"
引数の追加(オプション):-r -t <sec>
-r
で再起動
-t
はシャットダウン開始までの時限を秒単位で指定します。既定値は30
のようです。
ヘルプを見てびっくりしましたが、-t
の有効範囲は0
から315360000 (10 年)
までらしいです笑
ちなみに1
以上なら強制終了を表す-f
オプションが自動的に設定されます。
即シャットダウンしたい場合は -r -t 0 -f
にします。
その他の設定はお使いの環境に合わせてください。
タスクの作成ができたら実行してみましょう。
こんな感じでシャットダウン画面がでればOKです。
※筆者は60秒を指定したので、1分でシャットダウンします
と出ています。
ではまた。