変数名をわかりやすく表記しよう「キャメルケース」「スネークケース」「ケバブケース」

変数名をわかりやすく表記しよう「キャメルケース」「スネークケース」「ケバブケース」

こんにちは、4月に入社した Makky です。

先日なんとなくで変数名を付けていたら、「命名規則」というものがあるよ!と先輩から教えてもらいました。

そこで、自分なりに調べてまとめてみました。

命名規則とは

「ソースコード上の識別子の名称を決定するためのルール」 です。

簡単にいうと 「名前を決めるときのルール」です。

タイトルでは変数名と書いていますが、ほかにも 「関数名など識別子の名称を決めるものすべてが対象」 となります。

代表的な命名規則

命名規則には さまざまな種類があります。

ここでは代表的な例を紹介していきます。

キャメルケース

キャメルケース,パスカルケースの例
camelCase, CamelCase

複合語の先頭を大文字で書き表します。

大文字が 「ラクダのこぶ」 に見えることからキャメルケースと呼ばれています。

このうち、 camelCase のように先頭は小文字とする方式を「 ローワーキャメルケース」 または単に「キャメルケース」といいます。

また、 CamelCase のように先頭も大文字とする方式を「 アッパーキャメルケース」あるいは「 パスカルケース」といいます。

(由来はプログラミング言語の Pascal で使用されていたことからきているそう)

考えてみると YouTubePlayStation などにも使われていて意外と身近ですね!

スネークケース

スネークケースの例
snake_case

複合語の単語間をアンダースコア ( _ )で結合します。

小文字のみの平板な様子を 蛇( snake ) になぞらえているとのことです。

こちらの使用例ですが PHP や Python では変数名、関数名としてスネークケースが使用されています。

データベースのオブジェクト名などにも使用されています。

おそらく、ファイル名でスネークケースを利用していることが多いかと思います!

ケバブケース

ケバブケースの例
kebab-case

複合語の単語と単語の間をハイフン「 - 」で結合します。

ハイフンで結合した状態が、串刺し料理のケバブのように見えることに由来しているそうです。

チェイン(鎖)でつないでいるようにも見えることから「チェインケース」とも呼ばれています。

HTML や CSS のプロパティ名で主に使用されています。

たとえば font-size , text-align などに使われていますね!

まとめ

以上、命名規則についての紹介でした。

ざっくりとまとめると以下のような使い分けになるようです。

  • キャメルケース → プログラミングでの関数や変数
  • スネークケース → DB などで扱う値
  • ケバブケース → HTML の class 名

あくまでざっくりとしたまとめであり、正確な使い分けではありません。

可読性をあげることが主な目的だと思うので、開発するチーム単位で命名規則を統一することが大事だと思いました。

ぜひ、これから一緒に分かりやすいコードを意識して書いていきましょう! それではまた👋

参考サイト

Ryotaro49