Value Domain で取得したドメインのDNS情報をLinuxから自動更新する
こんにちは。
以前、Value Domainで取得したドメインをダイナミックDNSに対応する記事を書きました。 Value domain で取得したドメインでダイナミック DNS 環境を構築する
過去記事では、 PowerShell と VBS でダイナミック DNS のドメイン情報を更新する方法を記載しておりましたが、Linuxで更新する機会もありましたので更新用 シェルスクリプト を紹介します。
更新用シェルスクリプト
DOMAINNAME=
, PASSWORD=
, HOSTNAME=
を設定します。
以下のスクリプトは過去記事に内容を合わせています。
login.example.com
のような特定のホストを更新する場合は、HOSTNAME=login
となります。
valuedomain.sh
#/bin/bash
#VARIABLES
DOMAINNAME="example.com"
PASSWORD="password"
HOSTNAME="*"
MYIP=""
#外部IP取得
MYIP=`wget -q -O - "https://dyn.value-domain.com/cgi-bin/dyn.fcg?ip"`
#cgiがbusyにことがあるのでsleep
sleep 5
#更新処理
wget -q -O - "https://dyn.value-domain.com/cgi-bin/dyn.fcg?d=$DOMAINNAME&p=$PASSWORD&h=$HOSTNAME&i=$MYIP"
自動更新設定
前項で作成したスクリプトをcrontab -e
から、以下を追記して定期的に更新するようにします。
設定例は 30分ごと
です。
crontab -e
*/30 * * * * /root/valuedomain.sh
これで、グローバルIPアドレスが変わっても自動で更新されます。
あとがき
Value Domainに負荷がかかりますので、短すぎるcrontabの設定は避けましょう。
この方法はまだまだ有効で、私の運用実績は安定しています。
それでは次回の記事でお会いしましょう。