Amazon EC2 上に Jenkins を構築する

Amazon EC2 上に Jenkins を構築する

こんにちは。

今回は フリーでオープンソースの 自動化サーバー の Jenkins を Amazon EC2 上に構築 してみたいと思います。

サクッと構築 するために、 Supported Images さんから提供されている AMI を利用します

説明を見ると無料で利用できるようです。

Starting from 0.00/hrorfrom0.00/hr or from 0.00/yr (up to 70% savings) for software + AWS usage fees Linux/Unix, Ubuntu 18.04 LTS | 64 ビット Amazon マシンイメージ (AMI) x86 | 更新済み: 2021/04/03 This product has harges associated with it for seller support. Jenkins on Ubuntu 18.04 and includes support.

手順

  1. AWS コンソールにログイン します
  2. EC2 ダッシュボード → インスタンス → インスタンスを起動 へ進みます
  3. 検索枠に Jenkins を入力し、Jenkins on Ubuntu 18.04 を選択します 2022 02 05 13h48 51 2022 02 05 13h49 15
  4. タイプは t2.micro にしました 2022 02 05 13h49 49
  5. 設定は変更せず作成します。このあたりは適宜調整してください 2022 02 05 13h50 15 2022 02 05 13h50 24 2022 02 05 13h50 47
  6. 起動完了です 2022 02 05 13h54 26

EC2 調整

  1. 外部からアクセスするため、作成された インスタンスにElastic IP を割り当て ます 2022 02 05 14h11 08
  2. セキュリティグループは自動で作成・割り当て され、8080/tcp と 22/tcp が 公開 されているので必要に応じて調整します 2022 02 05 14h13 54

Jenkins の設定

  1. 以下の流れで SSHアクセス します。(他の方法でもOK)
    1. ssh -i "jenkins.pem" ubuntu@ElasticIP で接続
    2. sudo su - で root に昇格
    3. cat /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword で 初期パスワードを出力しメモする
  2. http://ElasticIP:8080 にアクセスし、前項で確認した初期パスワードを入力 します 2022 02 05 14h16 25
  3. 推奨プラグインをインストールしてもらうことにします 2022 02 05 14h25 36 2022 02 05 14h25 59
  4. 初期ユーザーの情報を入力します 2022 02 05 14h27 44
  5. これで完了です 2022 02 05 14h29 20 2022 02 05 14h30 04

Jenkins のアップデート

バージョンは、2.204.1 で 執筆時の最新LTSが 2.319.2 でしたのでアップデートします。

Jenkins download and deployment

  1. SSHアクセスし、root になります
  2. 以下のコマンドを実行します
    systemctl stop jenkins
    cd /usr/share/jenkins/
    mv jenkins.war{,.bak}
    wget https://get.jenkins.io/war-stable/2.319.2/jenkins.war
    systemctl start jenkins
  3. 再度Jenkinsアクセス→ログインしアップデートされたことを確認します 2022 02 05 14h49 17
  4. 警告が出ているので対応します
  • プラグインのアップデート 2022 02 05 14h51 12 2022 02 05 14h54 45 2022 02 05 14h55 14

1つ警告が残りましたが、エージェントの設定はこの記事では割愛しますのでこれでセットアップ完了とします。 2022 02 05 15h03 04

とても簡単 に構築できました。 AMIご提供者様に感謝 です。

この環境を使った評価はまた別記事にしようと思います。 それでは次回の記事でお会いしましょう。

norikazum