Redmine のログイン認証を ActiveDirectory 認証に変更する方法

Redmine のログイン認証を ActiveDirectory 認証に変更する方法

こんにちは。

今回は、Redmine と ActiveDirectory を連携し、ActiveDirectory のユーザーでログイン & ユーザー自動作成を実現 したいと思います。

前提

  • ActiveDirectory を運用していること
  • Redmine を運用していること

環境

  • ActiveDirectory

    • Windows Server 2016
  • Redmine

    • CentOS 8
    • Redmine 4.1.1.stable

手順

  1. 管理者でログインし、 管理 → LDAP認証 → 新しい認証方式 をクリックします

how to change redmine login authentication to active directory authentication 1

  1. 以下を参考に設定を入力し、保存ボタンをクリックします

how to change redmine login authentication to active directory authentication 2 ドメイン名が、example.com として記載

  1. 任意名

  2. ActiveDirectoryのIPアドレス or DNS名

  3. LDAP

  4. 389

  5. administrator@example.com

  6. 5 のパスワード

  7. DC=example,DC=com

  8. チェックを入れる (ユーザーが存在しないとき自動作成してくれる)

  9. sAMAccountName

  10. givenName

  11. sn

  12. mail

  13. テストボタンをクリックし、接続できることを確認します

how to change redmine login authentication to active directory authentication 3

以上で設定完了です。

テスト

ユーザーは admin のみ存在することを確認します。

how to change redmine login authentication to active directory authentication 4

ログアウトし、ActiveDirectoryに登録されているユーザーでログインします。 how to change redmine login authentication to active directory authentication 5

ログインできました! how to change redmine login authentication to active directory authentication 6

ユーザーが自動生成され、 名前・メールアドレスもActiveDirectoryで設定している値が自動で設定されています。 how to change redmine login authentication to active directory authentication 7

簡単に ActiveDirectory と連携することができました。

試しに、ActiveDirectory のアカウントを無効にしてみると、 how to change redmine login authentication to active directory authentication 8

ログイン出来なくなりました。 how to change redmine login authentication to active directory authentication 9

ユーザー認証を ActiveDirectory に統合できるのでお勧めです。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

norikazum