Laravel 5.4 以降でリクエストの空文字列が null になる (ConvertEmptyStringsToNull Middleware 問題)

フロントエンド側から値を空文字列 '' として送信しているにも関わらず、バックエンド側のデータベース保存時に「NULL は許可されていません」的なエラーに見舞われました。

データベース側が NULL 許容なら問題ないのですが、 Laravel のマイグレーションのデフォルトなんかだと nullable() をつけていない限り、 NOT NULL になっているので、当然ながら怒られてしまいます。

原因

原因は Laravel 5.4 で導入された ConvertEmptyStringsToNull ミドルウェアでした。

Release Notes – Laravel – The PHP Framework For Web Artisans
Laravel 5.4 includes two new middleware in the default middleware stack: TrimStrings and ConvertEmptyStringsToNull:

Readouble にも丁寧な説明があります。

HTTPリクエスト 5.4 Laravel
Laravelのデフォルトグローバルミドルウェアスタックには、TrimStringsとConvertEmptyStringsToNullミドルウェアが含まれています。これらのミドルウェアは、App\Http\Kernelクラスにリストされています。これらのミドルウェアは自動的にリクエストの全入力フィールドをトリムし、それと同時に空の文字列フィールドをnullへ変換します。これにより、ルートやコントローラで、ノーマライズについて心配する必要が無くなります。

うーん、まぁ言っていることはわかりますし、便利なミドルウェアだと思いますが、デフォルトで入れるのは不親切な気がします。

解決方法

解決方法は Readouble にも明確に書かれています。

HTTPリクエスト 5.4 Laravel
この振る舞いを無効にするには、App\Http\Kernelクラスの$middlewareプロパティからこれらのミドルウェアを削除することにより、アプリケーションのミドルウェアスタックから外してください。

というわけで、 \app\Http\Kernel.php を開き、不要なミドルウェア (今回は ConvertEmptyStringsToNull) をコメントアウトするなり削除するなりします。

protected $middleware = [
    \Illuminate\Foundation\Http\Middleware\CheckForMaintenanceMode::class,
    \Illuminate\Foundation\Http\Middleware\ValidatePostSize::class,
    \App\Http\Middleware\TrimStrings::class,
-   \Illuminate\Foundation\Http\Middleware\ConvertEmptyStringsToNull::class,
    \App\Http\Middleware\TrustProxies::class,
];

まぁしかし NULL と空文字列の扱いは永遠の課題ですね。

参考

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