バッファローの外付けHDD(HD-EB1.0TU2)が認識しないので修理してみた。
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こんにちは、じんないです。
先日、バッファローの外付けHDDを譲ってもらったのですが、どうにもこうにも認識しないので修理してみました。
— 注意事項 — 本稿は、趣味の一環で行ったものです。 真似される場合は自己責任でお願いいたします。 故障した場合はメーカーに修理を依頼するか、新しいものを購入しましょう。
さっそく分解してみる
分解はいたって簡単。
底面にあるこのプラスねじを外します。
※2番のプラスドライバーが必要です。
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ねじが外れると、このようにパカッと外れます。
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両サイドのパネルを前面方向に引き出します。
シールド用の薄い銅板がついているので、注意しましょう。
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いよいよ中身が見えてきました。
犯人はコイツだ!
電源内蔵タイプのものなので、まずは電源回路周辺からチェックしていきます。
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眺めていると、さっそく怪しいものが出てきました。
電源回路の電解コンデンサが膨らんでいるではありませんか。
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長時間の通電や熱がこもる状態(高温高負荷)だと、電解コンデンサの劣化が著しく早くなります。 症状が進行すると天面の溝(故意的に作った十字の溝)から破裂してしまうこともしばしば。。。 マザーボードのコンデンサでもよく見られる現象です。
これでは電源回路が正常に機能しないので、コンデンサを交換しちゃいましょう。
部品の交換
基板とケースを固定しているプラスねじ2本を取り外します。
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基板両端のコネクタをはずすと本体から分離できます。
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問題のコンデンサは以下の2つ。 ・16V 1000uF 105℃ × 1 ・10V 2200uF 105℃ × 1
では早速交換していきます。
新旧コンデンサ比較。
左:取り外したコンデンサ
右:新品のコンデンサ(東信工業製)
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コンデンサはいつもお世話になっている共立電子さん(@日本橋)で購入しました。 WEBショップでも同じものを購入することができます。 16V/1000uF/105℃品 10V/2200uF/105℃品
新品のコンデンサをはんだ付けし、元通り組み上げていけば完成です。
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今回使用したツールはこれだけ。
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はんだごては60Wのものを使用しました。 このほかに、ミニバイスがあると基板を固定できて便利です。
運命の瞬間
まずは外付けHDDに通電させ、異常がないこと確認します。
そしてPCに接続し、、、
無事に認識してくれました!
※ディスクは500GBのものに交換しています。
あとがき
普通なら処分してしまいがちですが、ちょっと手を加えると復活してくれることもあります。
この瞬間はなんとも言えませんね。
起動して思ったのは結構熱くなるので、常時運転する場合はファンを付けたほうが良さそうです。
修理にかかった費用 145円
ではまた。