IFTTTでOffice365の新着メールをSlackに通知する方法

IFTTTでOffice365の新着メールをSlackに通知する方法

IFTTT(イフト)とは

IFTTT(イフト)とは、「レシピ」と呼ばれるWebサービス同士を連携させて作ったトリガープログラムを簡単に実装できるサービスです。このサービスの特徴である「if this then that」の頭文字ををとってIFTTTです。

例えば

  • (if) もし
  • (this) Office365 outlookにメールが来た
  • (then) 時、場合
  • (that)指定したSlackのチャンネルにタイトルと本文を通知する

という事ができます。

IFTTTのアカウント登録

IFTTT 公式 https://ifttt.com/

公式サイトにアクセスし、下記の画像の赤枠部分(Sign Up)をクリックしてください。

IFTTTホーム画面

IFTTTホーム画面

メールアドレスと、パスワードの登録画面が出てきたら入力し、Create accountをクリックします。

IFTTTアカウント登録画面

IFTTTアカウント登録画面

次に、大きい英文字が書かれた画面が出てきたらthisの部分をクリックします。

LINE_P2016613_132757

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そして、赤枠の中にあるthatをクリックします。

アカウント登録クリック

アカウント登録クリック

以下の画面が表示されたらContinueをクリックします。

アカウント登録 Continue

アカウント登録 Continue

Continueを押した後、次のような画面が表示されると思います。この画面では「興味のあるサービス」や「使ってるサービス」を選択して下さい。3つ以上選ばないと先に進めない仕様です。

興味のあるサービスを3つ選択

興味のあるサービスを3つ選択

選択すると、画面が切り替わり、Recipe for you と表示された後、先ほど選択したサービスを元に色々な組み合わせのレシピを自動で作ってくれます。

サービス組み合わせ一覧

サービス組み合わせ一覧

これで、アカウントの登録は完了しました。

IFTTTでサービスを連携させる

オリジナルの連携パターン(recipe:レシピ)を作ります。以下の赤枠で囲まれた位置にあるMy Recipesと書かれた部分をクリックします。

MyRecipes

MyRecipes

赤枠で囲まれたCreateRecipeをクリックします。

レシピの作成

レシピの作成

Recipeのthisの設定

クリックすると、様々なサービスのアイコンが出てきますので、自分が起点とさせたいサービスを選択します。

トリガー設定

トリガー設定

今回はOutlookメールで行いたいと思います。Outlookの場合は、Office 365 Mailを選択します。

1465804998297

1465804998297

Office 365をクリックすると以下の画面が表示されます。そのままConnectをクリックしてください。

trigger選択

trigger選択

クリックすると、OutlookのIDとパスワードを求められると思います。入力して完了してください。完了すると下記の画面が表示されるので赤枠部分をクリックしてください。

triggerの設定

triggerの設定

次にthisの部分を、どの条件にするかを選択します。以下の画像の通り3つのパターンを選択できます。

  • 受信ボックスにメールが来た時(画像左)
  • 設定した人からメールを受信した時(画像中央)
  • 優先度の高いメールを受信した時(画像右)

トリガーの選択

トリガーの選択

Any New Emailを選択した場合

以下の画像の様な画面が表示されます。Create Triggerをクリックしてください。

Any new email

Any new email

New email fromを選択した場合

Sender’s addressの部分に、メールが来た時に通知して欲しいメールアドレスを入力します。入力したらCreate Triggerをクリックしてください。

1465878734090

1465878734090

New high priority emailを選択した場合

以下の画像の様な画面が表示されます。Create Triggerをクリックしてください。

New_high_priority_email

New_high_priority_email

Recipeのthatの設定

thatは、thisで設定した条件が満たされた時に何をさせるのかを設定します。

IFTTTのthatの使い方

IFTTTのthatの使い方

今回はSlackに通知をさせるので、Slackを選択します。

thatにSlackを選択

thatにSlackを選択

SlackはPost to channelの選択肢のみですので、Post to channelをクリックしてください。

slack post to channel

slack post to channel

以下の画面が表示されたら、設定をしてください。フォームにカーソルを合わせると画像のようにフラスコマークが表示され、クリックすると追加したい要素のタグを追加できます。

IFTTT_Slack_config

IFTTT_Slack_config

  • Which channel? :通知投稿したい、Slackのchannnelを選択します。
  • Messege : Slackの本文に表示したいものを選択します。
  • Title : Slackに通知される時のタイトルに何を表記するかを設定します。
  • Title URL : タイトルにURLを追加します。
  • Thumbnail URL : 追加したURLのサムネイルをスラック上で表示します。

入力出来たら、Create Actionをクリックします。

以下の画面が表示され、間違いがなければ、Create a Recipeをクリックします。

LINE_P2016613_133725

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以下の画面が表示されたら、Recipeの作成は完了です。実際にメールを送信し、Slackに通知されるか確認してみましょう。IFTTTは15分くらいラグがある時があります。設定は間違っていないけれど、通知が来ない場合は赤枠部分の更新マークを押してみてください。

LINE_P2016613_140938

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IFTTTは、一つだけの設定だけでなくいくつかを連携させて、使えるので組み合わせ方次第で相当効率化されると思います。

kiyoshin